1662(寛文二年) | 初代辰馬吉左衛門、西宮の邸内に名水を得て清酒の醸造を始める。 |
---|---|
1842(天保十三年) | 十代辰馬吉左衛門、西宮酒造家の総代となり江戸積酒造に貢献する。 |
1848(嘉永一年) | 「宮水」として良質であった居宅蔵の井戸水を、各所から懇請され灘の酒造家十数軒に販売。 |
1877(明治十年) | 第一回内国勧業博覧会で、清酒「白鹿」が花紋章を受賞。 |
1889(明治二十二年) | 1万7500石(3150キロリットル)を醸造、酒造石高全国第一位となる。 パリ万国博覧会で清酒「白鹿」がメダルと賞状を受賞。 |
1893(明治二十六年) | シカゴ万国博覧会に清酒「白鹿」を出品、入賞。 |
1894(明治二十七年) | 順次建築を進めていた新田醸造蔵、十番蔵まで完成。 |
1917(大正六年) | 辰馬本家酒造株式会社設立。 |
1920(大正九年) | 「黒松白鹿」樽詰発売。杜氏・梅田多三郎、高級酒の新醸造に成功。 財団法人辰馬学院甲陽中学校設立。 |
1921(大正十年) | 上水道敷設費として西宮市に寄付。 |
1926(大正十五年) | 「黒松白鹿」瓶詰を東京・大阪・名古屋の三都市で発売。 |
1927(昭和二年) | 「黒松白鹿」瓶詰を全国の特約店に発売、高級酒瓶詰商品発売の先駆けとなる。 市庁舎および図書館建築費として西宮市に寄付。 |
1929(昭和四年) | 昭和天皇兵庫県下へ行幸。十三代辰馬吉左衛門、天皇陛下と陪食、社会事業と教育事業について激励のお言葉を賜る。 |
1930(昭和五年) | 「白鹿館」瓶詰工場竣工。 |
1945(昭和二十年) | 戦災のため53蔵中35蔵を焼失。 |
1957(昭和三十二年) | 白鹿のテレビ広告を始める。 |
1962(昭和三十七年) | 「超特撰 黒松白鹿」発売。 |
1964(昭和三十九年) | 四季醸造「戎蔵」建設。 |
1971(昭和四十六年) | 学校法人千歳学園松秀幼稚園開園。 |
1972(昭和四十七年) | 代表取締役社長辰馬力、日本酒造組合中央会会長に就任。1978年の任期満了まで二期務める。 |
1982(昭和五十七年) | 創業320周年記念事業として、白鹿記念酒造博物館開館。 |
1988(昭和六十三年) | 浩宮徳仁親王殿下(現天皇陛下)、白鹿館および白鹿記念酒造博物館にご来館。 |
1992(平成四年) | 米国コロラド工場竣工。 |
1993(平成五年) | 「六光蔵」竣工。 |
1995(平成七年) | 阪神・淡路大震災により、煉瓦造り最後の新田十番蔵、通称「双子蔵」倒壊。 |
2000(平成十二年) | 米国コロラド工場閉鎖。 |
2004(平成十六年) | 代表取締役社長(現取締役相談役)辰馬章夫、日本酒造組合中央会会長に就任。2012年の任期満了まで四期務める。 |
2010(平成二十二年) | 旧「白鹿館」瓶詰工場閉鎖。 新工場「白鹿館」竣工。 |
2011(平成二十三年) | 社会福祉法人清松学園かえで保育園開園。 |