日本酒について
Q1. 日本酒の賞味期間をおしえてください。
一般の日本酒は、冷暗所に保管した場合、開封前なら1年間はおいしくお飲みいただけます。生酒は、冷暗所に保管した場合は5ヵ月、冷蔵庫(5℃以下)で保管した場合は10ヶ月となっています。日本酒は空気に触れますと急速に劣化が進みます。開封後はお早めにお召し上がりください。
いずれにしましても、本来の風味をお楽しみいただくためには、なるべくお早めにお召し上がりください。
この期間を過ぎましても飲めなくなるわけではございません。冷暗所や冷蔵庫で上手に寝かせ、熟成酒として楽しむ方もいらっしゃいます。日にちが経てば風味は変わりますので、お口に合わない時は料理用としてお使いください。日本酒には、肉や魚の身をやわらかくしたり、素材の旨味を引き出すなどの効果があります。
Q2. 日本酒の保管方法を教えてください。
光の当たる所や温度の高い所での保管は避け、冷暗所で保管してください。
日本酒は光の強く当たる所や温度の高い所に保管すると、短期間で着色し著しく風味が損なわれます。蛍光灯の光でも風味が落ちていきます。日本酒の瓶の色に茶色が多いのは、光を通しにくく風味が落ちるのを抑えるためです。
Q3. 生詰、生貯蔵酒、生酒の違いを教えてください。
生詰・・・貯蔵前に1回だけ火入れを行った日本酒
生貯蔵酒・・・出荷前に1回だけ火入れを行った日本酒
生酒・・・1回も火入れを行っていない日本酒
通常、日本酒は貯蔵前に1回、出荷前に1回の計2回「火入れ」と呼ばれる加熱殺菌を行いますが、加熱することでフレッシュな風味は損なわれます。ほどよい熟成の頃合いやフレッシュさを楽しんでいただく商品として生詰、生貯蔵酒、生酒を出荷しております。