白鹿創業の地・酒蔵のまち 西宮で 2016年4月12日(火)
ショップ&レストラン『白鹿クラシックス』リニューアルオープン
クリックで大きい画像をダウンロードしていただけます
白鹿ブランドを展開する辰馬本家酒造株式会社(本社:兵庫県西宮市・代表取締役社長:辰馬健仁)では、直営のショップ&レストラン『白鹿クラシックス』を2016年4月12日(火)に全面リニューアルオープンいたします。
ショップ&レストラン『白鹿クラシックス』は公益財団法人 白鹿記念酒造博物館と共に西宮への観光客誘致と地元に愛される施設を目指して、2001年3月22日に誕生いたしました。江戸・明治時代に築造された白壁造りの東西に並んだ3つの土蔵を活用した建物でショップ&レストランを開業、家族や仲間が集い愉しむ場や蔵元ならではの商品を購入できる場として多くの方に親しまれてきました。
開業15周年を機に、初めての大規模な全面建て替え工事を行い、装いも新たにリニューアルオープンいたします。
「木漏れ日のある酒蔵」をコンセプトとしたショップ&レストラン『白鹿クラシックス』は、「親子3世代」の方々をターゲットに展開していきます。ショップ&レストラン『白鹿クラシックス』は、従来の家族や仲間が集い愉しむ場、蔵元ならではの商品を購入できる場としての存在価値を高めていきたいと考えております。季節の移ろいを感じていただく“花”と“日本酒”と“料理”の融合をテーマとした食メニューや、ここでしか買えない蔵元ならではの商品を販売いたします。
旬の食材や店内にディスプレイされた花を通じ、季節を感じていただくことはもちろん、レストランでは食メニューに添えられた季節の花により、五感で季節を愉しんでいただくことができます。また、公益財団法人 白鹿記念酒造博物館での企画展示と連動した食メニューやショップでの商品販売を企画しています。
ショップ&レストラン『白鹿クラシックス』の店舗設計・デザインを担当したのは、建築家・陶器二三雄氏です。陶器氏は、森鴎外記念館の設計が評価され、2015年日本芸術院賞を受賞されました。ショップ&レストラン『白鹿クラシックス』のデザインコンセプトは『繊細な「和の心」で今の時代の「旬」を楽しむ「日本酒」のある空間』で、酒蔵のDNAを生かし設計されました。
建物は、木漏れ日の下での語らい、中庭へ吹き抜ける夏の涼風、冬枯れの雑木など“四季の移ろい”を感じ愉しむ佇まいです。今回の設計に際し、辰馬本家酒造創業の地である酒造りのまちの景観の継承と再生を、日本建築の美しさに求め、「中庸」「単純」「余白」を基本に、新しいショップ&レストラン『白鹿クラシックス』を創出しました。
レストラン、ショップとも酒蔵の佇まいを彷彿とさせる大きな空間です。非日常的な“ハレ”の場としてご利用いただきたいと考えております。
- 【施設概要】
- 施設名称:ショップ&レストラン『白鹿クラシックス』
- 店舗面積:約2,056F(約620坪)※駐車場含め
- レストラン/東側322F(約100坪)133席
- レストランA(93席)内カウンター9席、8名個室2室
- レストランB(40名、4名テーブル10卓)
- ショップ /119F(約36坪)
- 駐車場 :16台完備
- 施 工 :株式会社笠谷工務店
【レストラン概要】
◆季節の移ろいを表す「花と日本酒と料理」をテーマにしたレストラン
レストラン事業は、2001年の白鹿クラシックス創業時より提携している中央フードサービス株式会社が引き続き担当します。親子3世代がハレの日を楽しむ場として、“花”と“日本酒”“料理”の融合をテーマとしたメニューを提供する予定です。
店内に花を飾るだけではなく、食のメニューと共に花を添え、モダンな和食と日本酒をお楽しみいただくべく計画しています。
日常を離れて、色とりどりの花に囲まれた空間で、白鹿クラシックスならではの和食を花びらを浮かべた花見酒や氷が溶ければ中から花が広がるロックなどの日本酒と共に、季節感を感じられる時間をご提供いたします。また、「白鹿クラシックス」レストランでは人が集い、愉しむ場として、会合や二次会、同窓会、各種セミナーを実施できるようバンケットルームとしての活用を計画しています。
- <ディナーコース>
- ○前菜
- 静岡わさび漬け 蓬麩田楽 春菊胡麻和え いかなご彩よせ
- 赤海老とうどの粕漬け たけのこ木の芽和え ままかり絹巻など旬の前菜
- ○季節のお造り
- 愛媛鯛 本鮪 鯵なめろうなど、季節の魚 あしらい 醤油ムース
- ○吸物
- あさり真薯青さ汁
- ○揚げ物
- 蛍烏賊と春野菜の天婦羅 抹茶塩
- ○箸休め
- 吟醸粕入り自家製大名豆腐
- ○メイン料理
- 四万十鶏とたけのこのすき焼き 4.000円
- 愛媛鯛と春野菜の木の芽あんかけ 4,500円
- 茶美豚粕汁鍋 4,500円
- 黒毛和牛肉と太アスパラの石焼 5,200円
- ○御飯物
- 手毬寿司2巻(海老といくら・鯛大葉)葱おろし蕎麦
- ○デザート
- 黒胡麻ムースとマシュマロの粕漬け 季節の果実
【ショップ概要】
◆蔵元直営ならではのお酒にまつわるアイテムを取り揃えたショップ
「白鹿クラシックス」ショップでは、ここでしか味わえない生酒やしぼりたて原酒の量り売りを提供します。ここでは、限定酒や様々なオリジナル酒器を厳選して取り扱っております。
また、 「白鹿クラシックス」ショップでは、日本酒とともに愉しんでいただきたい食材、菓子などの特選品のほか、奈良漬や酒粕など日本酒に因んだ食品も数多く取り揃えております。ちょっとしたお土産品から、日本酒と組み合わせて贈りたいギフトまで、「白鹿クラシックス」ショップは蔵元が提案する“ちょっとした贅沢感”を感じていただける店舗となっております。
新しく生まれ変わる「白鹿クラシックス」ショップに是非、ご期待ください。
- (今回発売する主な商品)
- ○蔵から直送 クラシックス限定 量り売りのお酒3種類
- ・白鹿クラシックスしぼりたて原酒 720ml 価格未定
- 特徴 濃醇な味わいとコク、特に米の旨みがストレートに感じられるフレッシュな飲み口(19度以上20度未満)
- 原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
- 日本酒度:-5 酸度:1.8
- ・白鹿クラシックスしぼりたて原酒辛口720ml 価格未定 特徴 口に含んだ時に爽やかさが広がり、原酒を感じさせないキレ味が際立つ、まさに軽快な飲み口(20度以上21度未満)
- 原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
- 日本酒度:+4 酸度:1.7
- ・白鹿クラシックス樽酒720ml 価格未定
- 特徴 五味のバランス良く、旨みたっぷりに醸したお酒を、奈良の吉野杉で設えた樽で約一週間漬け木の香りを付加した爽やかな後味(15度以上16度未満)
- 原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
- 日本酒度:+1 酸度:1.3
- ○蔵元ならではの酒粕・甘酒を使った食品
- ・酒粕カレー 200g 価格未定
- 食研究家の石井達也・裕加先生に監修していただいた酒粕のコクと旨みがたっぷり詰まったカレー
- ・甘酒クリーミージェラート 80ml 価格未定
- 白鹿甘酒の味わいをそのまま閉じ込め、クリーミーな口当たりに仕上げたジェラート
- ・酒粕ブリュレ グラム数 価格未定
- 神戸北野ホテルと共同開発した酒粕を使ったコクのあるブリュレ
ロゴは白鹿のキーアイコンの鹿を新たに配置し、疾風のごとく「白鹿クラシックス」を牽引する躍動感を表現しています。また、カラーは酒造りに欠かせない“宮水”を表すブルーを採用しました。
- 住所:兵庫県西宮市鞍掛町7番7号
- 電話:0798-35-0001(レストラン)
- 0798-35-0286(ショップ)
- 定休日:火曜日
- Web : http://classics.hakushika.co.jp/
- (4月12日オープンまでは仮ページの予定です)
【設計者プロフィール】
とうき ふ み お
陶器 二三雄
- 【略歴】
- 昭和22年9月15日大阪府生まれ
- 昭和57年 イタリア国立ヴェネツィア建築大学修復課程修了
- (RESUTAURO DEI MONYUMENTI)
- 昭和63年 株式会社陶器二三雄建築研究所設立
- 平成26年? 東京工業大学非常勤講師
- 【賞歴】
- 平成 8 年 国立国会図書館関西館 建築設計競技最優秀賞
- 平成12年 ヘルシンキミュージックセンター建築設計競技 優秀賞
- (Helsinki Music Center Architectural Competition)
- 平成16年 日本建築学会賞・作品賞 (国立国会図書館関西館)
- 平成16年 BCS賞全国建築業協会賞 (国立国会図書館関西館)
- 平成18年 日本建築家協会賞 (国立国会図書館関西館)
- 平成21年 (仮称)森?外記念館プロポーザル最優秀賞
- 平成26年 BCS賞全国建築業協会賞 (文京区立森?外記念館)
- 平成27年 日本芸術院賞 (文京区立森?外記念館)
- 平成27年 日本建築学会作品選奨 (文京区立森?外記念館)
【料理長プロフィール】
かわなか やすひろ
川中 康弘
- 【略歴】
- 1969年生まれ
- 45歳
- 料理人歴 28年
- 神戸三ッ輪亭(みつわてい)
- 宝塚ホテル
- アルカイックホテル等で修業
- 2004年 中央フードサービス株式会社 入社
- 2004年 「うおまんヨドバシ梅田店」 料理長
- 2011年 「うおまん三ノ宮ミント神戸店」 料理長
- 2014年 東京丸の内「うおまんダイニング」 料理部長