アートディレクター増田セバスチャンさんによる課外授業が開催されました!
6月21日(水)におづKyoto -maison du sake-で京都造形芸術大学 情報デザイン学科の課外授業が、増田セバスチャンさんにより行われました。
増田さんは、日本のポップカルチャーの第一人者であるアートディレクターで、京都造形芸術大学 情報デザイン学科の客員教授をつとめておられます。
増田さんの授業は「アートディレクション論」。世界に通用する専門店をディレクションするというテーマで、おづKyoto -maison du sake-が、どのように海外からのお客様や日本酒に興味を持っていない方にアプローチしているか、をモデルケースに、学生の皆さまが世界に通用する専門店の情報設計をしていくというものです。
白鹿からは、単に日本酒を飲む楽しさだけではなく、酒器を変えることで味わいが変わる楽しさや、日本酒と、酒粕・甘酒を使ったスイーツや和菓子とのマリアージュなど、“日本酒がおいしい”ではなく“日本酒があると楽しい”という、モノからコトを提案するお店としての企画の立て方等をお話しさせていただきました。
増田さんからは、「絵がうまい人はたくさんいるが、ライフスタイルをデザインするということや、そのために人とのコミュニケーションをどう取るか、ということまで考えてプレゼンテーションすることが大事」というプロフェッショナルなお言葉を学生の方々にお話しされておられました。
今回の課外授業を受けて、学生の皆さまからは、
「今まで日本酒はあまり身近ではなく共感できるか不安だったが、飲んでみたいし、今度はかき氷を食べてみたいと感じた」
「20歳になったら飲みたいと思う、憧れのお酒になった。」
「空間演出の仕方や、発酵という大きなテーマで商品展開をしているところに、感動した」
などのありがたいお声を頂き、課外授業という枠を飛び越え、日本酒に興味を抱くきっかけにもなられたようでした。